1. ハーレーのハンドルについて

ハーレーのハンドルについて

ハンドル

ハーレーカスタムのうち最も人気のある部分

カスタム希望者が多いハーレー車ですが、中でも最も人気のある改造パーツがハンドルです。
日本において一躍ハーレーが有名になったきっかけの一つが映画「イージー・ライダー」ではないかと思いますが、映画の大部分に登場してくる特徴的な「チョッパーハンドル」は当時から大人気になりました。

イージー・ライダーで主人公のピーター・フォンダが乗っていたバイクの特長は、フレームを傾斜させあてフロントタイヤからのフォークを伸ばし、ライダーの座面を低く設計しているというところです。

イージー・ライダーで使用されたバイクのレプリカモデルはこれまで有名になったカスタムハーレーを集めた写真集「アートオブハーレー」で見ることができます。

チョッパーハンドルがアメリカで大流行したのは1969~1970年頃からで、極端に長いスプリンガーフォークとそこに大きく湾曲するハンドルを好んで搭載するバイクが急増しました。

一時期は長さを競うかのようなカスタムも流行し、行き過ぎたものの中にはハンドルを握るためにほとんど立ち上がらないと行けないくらいになったものもありました。

現在でもチョッパーハンドルやベントハンドルと呼ばれる非常に長さのあるハンドルはハーレーの定番ハンドルカスタムとなっています。

その他にもさまざまなタイプのハンドルがカスタムパーツとして製造・販売されているのでまずはどういった形状のものがあるかを一通り見てみてください。

参考>>アメリカンのハンドルカスタムで人気がある8種類はコレだ!

主なハーレーのハンドルと特長

一般的にハーレー用のハンドル交換に使用される部品として、チョッパーハンドルの他に「ドラッグバー」「エイプハンドル」「Zバーハンドル」「ルーズバー」「ライザーバー」などが挙げられます。

ハンドルは操作性を大きく左右するだけでなく、そのバイクの外観をかなり大きく左右するものとなるのでカスタムハーレーを希望する人も相当こだわりを持って選んでいます。

主なハンドル形状についてもう少し詳しく説明をしていくと、まず直線走行を競うドラッグレースで多く使用されている「ドラッグバー」があります。
これはアメリカ映画などでよくあるレース方法で、停止状態から複数のバイクが一列に並び、まっすぐ走行してスピードを競うものです。
これはハンドル幅があまりなく、ほぼ平行に伸びる形状をしているところが特長です。

もう一つ人気の高いハンドルとして「ライザーバーハンドル」があります。
こちらはT字型に高く伸びる形状をしているもので、チョッパーハンドルのような高さのあるハンドルを並行に近い形で実現できるところが魅力です。