1. グリスアップの必要性

グリスアップの必要性

グリスアップの必要性は?

グリスアップはハーレーを安全かつ快適に走行するためにとても重要です。
スロットルやクラッチが重く感じている場合などはグリスアップの検討をオススメします。

グリスアップは、サビの発生を防ぐ以外に金属同士の摩擦による磨耗を防ぐ効果もあります。
そのため、グリスアップを定期的に行っていない場合には、稼動しているパーツの磨耗や削れ、焼きつきなどが起こってしまいます。

定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

グリスアップのメンテナンスの方法は?

まずは、クラッチとアクセルワイヤーのグリスアップに関してですが、クラッチとアクセルワイヤーは使用する頻度が高いため半年に一回程度のグリスアップアップをオススメします。
距離に換算すると、おおよそ2000~3000キロ程度になります。

グリスアップをしないとアクセルが重くなり、最悪の場合戻らなくなるトラブルに見舞われることにもなり兼ねませんので注意が必要です。
また、クラッチが重く感じる場合には、クラッチケーブルにグリスアップを施すといいでしょう。

次にホイールベアリングのグリスアップについてですが、現在使用されているホイールベアリングはシールドタイプが採用されています。
こちらのタイプでは、グリスアップの必要はありません。
99年以前の古い年式のタイプではグリスアップが必要になります。

グリスアップのメンテナンスがされていない場合には、ホイールベアリングが焼きつきを起こす恐れがあります。
車輪ロックを起こしてしまう可能性もあるのでご注意ください。
ホイールベアリングのグリスアップは一年に一度は行うようにしましょう。

さらにステアリングベアリングのグリスアップも一年に一度、もしくは8000キロに一度程度点検を行います。
スプリンガーフォークはクッションストロークが少ないため、テレスコピックフォークと比較すると重量もあるので、負担が大きくなってしまいます。

上記が特に重要なグリスアップをする箇所になりますが、他にもクラッチ、ブレーキ、ペダル、サイドスタンド、スライドピン、スピードメーターワイヤーなど様々な部分にグリスアップが施されています。

グリスアップのポイントは?

グリスアップをする際、特にホイールやブレーキなどの足回りが重要になります。
こう言った重要な箇所はディーラーなどのメカニックに任せることが必要です。

自身で施工するよりも安く仕上がることもあります。
グリスアップはあまり目立たないメンテナンスのため忘れがちですが、ハーレーなどバイクの本体の骨格や支点、可動部分にグリスアップがされています。

定期的なメンテナンスを施してあげることで愛車を長く綺麗に乗ることができます。