1. 足元から差をつけたいフットペグの交換方法

足元から差をつけたいフットペグの交換方法

バイクのフットペグとは

ミッションタイプのバイクの場合、運転をする時には必ず足を専用のステップに乗せて足元でフットブレーキとギアチェンジの操作を行います。
この時に足を乗せる部分を「フットペグ」と言い、ハーレー車の場合は「ステップ」ではなくこちらの名称を統一して使用します。

フットペグ自体はブレーキやギアの機能はなく、運転中に足元を固定するために使用をするものです。
ハーレー・ダビッドソン車のフットペグはリテイリングリングというC型クリップで固定をされており、工具を使って取り外しができるようになっています。

この時ドライバーを使用しても取り外しすることが可能ですが、細かい作業になることから専用の「スナップリングプライヤー」という工具を使用した方が仕上がりが美しく傷をつけずに行うことができます。

特にC型クリップの内部には平型バネが入れられていることから、交換をするときに力を入れてしまうと反動でどこかに飛んでいってしまいそのまま部品を紛失してしまうということがあります。
取り外しをする場合には十分に気をつけるとともに、周囲をきちんと片付けて部品の紛失がないようにしましょう。

ハーレーカスタムの上級者が行うカスタマイズ方法としてフットペグの交換があります。
フットペグは動力に直接関係のないパーツであることから比較的交換がしやすく、交換をすることによりかなり大きく見た目を変えることができます。

ポイントとしてはグリップとペグを同時に交換してデザインを統一するという方法があります。
この2つがバラバラだとどうしても継ぎ接ぎで作ったバイクのような印象になってしまいますので、交換をするのであれば同時に行うのがおすすめです。

フットペグの交換方法

フットペグはカスタムハーレー取扱いショップであればかなり多くの種類を販売しています。
色や材質、形状などはかなり多くありますのでドレスアップアイテムとして使用をするのがよいでしょう。

フットペグとグリップの交換は定番のカスタマイズであることから、交換用パーツも2つが揃えられるデザインとなっているので一緒に購入をすると便利です。

一点注意したいのが、サイズを極端に小さなものにしてしまうとバイクが横倒しになったときにボディが直接地面に触れて傷が大きくなってしまったり、逆に大きすぎるものにすると車幅が広くなって左右に接触しやすくなってしまうということです。
基本的には純正品と同じサイズのものを選ぶのがおすすめとなります。

交換時の注意事項として、先に述べたように取り外し時に部品をなくさないようにするということがまず第一となります。
シフトペグ本体だけでなく、ラバー部分が劣化してしまった場合にはその部分だけを交換するということも可能です。