アメリカンバイクに似合うサドルバックとは
バイクに乗っていて困ることの一つに積載量が少ないということがあります。
特に長距離ツーリングをするときには、持ち物をどうやってバイクに積むかということが大きな悩みになってきます。
ツーリング以外にも毎日の通勤通学に使用するときには、大きめのバッグが一つないと持ち物にかなり苦労をしてしまいます。
そこでバイクを買ったら早めに用意しておきたいアクセサリーとしてバイク用の「サドルバッグ」があります。
サドルバッグとは、シート部分であるサドル下に付けられるようになっているタイプのカバンのことで、取り付けても運転中に視界を遮ったりバランスを崩したりしなくてすむというところにメリットがあります。
サドルバッグは別名「サイドバッグ」と言われることもあり、大型バイクの場合後部座席のシートわきにくくりつけるようにして設置します。
大型のアメリカンバイクにはサドルバッグもかなり大きめのものを取り付けることができるので、長距離で移動するときのために一つ購入しておくことがすすめられます。
サイドバッグは数多くのメーカーから出されていますが、無骨なデザインのハーレーにはやはり質の高い硬質なものがよく似合います。
おすすめメーカーとしてはヘンリービギンズやデグナー、タナックスといったところが挙げられます。
ソフトタイプのサドルバッグは使用しないときにコンパクトに畳めるというところがメリットですが、雨に弱く強度に乏しいという欠点があります。
そこで雨に濡れても大丈夫な合皮製やナイロン製のケースタイプのものにしておくと、急な雨にも対応ができる上に中身を安全に運ぶことができます。
必ずサドルバッグサポートをつけましょう
サドルバッグをつけるときに必ずつけるようにしておきたいがのが「サドルバッグサポート」という金属のワイヤーです。
これはコの字型に曲げられたフレームのような部品で、ちょうどバイクの後部座席のすぐ脇にネジで取り付けるようにして使用します。
サドルバッグそのものはバイク本体のフレームに直接くくりつけるものであるので、サドルバッグサポートがないからといってすぐこ困るということはありません。
ですがサドルの取り付け場所となるのは後輪の真横となっているため、走行中にバッグの布やロープが巻きついてしまい転倒事故を起こしてしまう可能性があります。
サドルバッグサポートは片側だけでも4000円近く、両方でも7000~8000円くらいが部品費用としてかかるので決して安いものではありません。
しかしながらこれがあるかどうかで走行中の安全性が全く異なってきます。
付けていたからと言ってバイクの外観を損なうこともないので、早めに設置しておくようにしましょう。