1. 高速道路でのハーレーの乗り方

高速道路でのハーレーの乗り方

車線の左側ではなく真ん中を走る

ハーレー・ダビッドソンに乗るのであればやはりそのパワーを体感することができる高速道路がおすすめです。
日本の一般道はアメリカのものと比較して車幅が狭く交通量も多いことから、ハーレー・ダビッドソンのような大排気量の車体はむしろ乗りづらいと感じる場面が多くあります。

しかし高速道路のようにまっすぐの道路を長時間走行するという場面になると、驚くほどの性能を発揮するようになるのがハーレー・ダビッドソンです。
バイク本来の面白さを実感することができるのも高速の長時間走行になりますのでぜひツーリングデビューをしてみることをおすすめします。

高速道路は125cc以上のバイクであれば進入可能となっているので、ハーレー・ダビッドソンの全車種は大型として分類をされることから免許を取得してハーレーオーナーになることで走行可能となります。

法律面をざっとおさらいすると、バイクの制限速度は10km/hで普通自動車と同じ扱いとなります(交通規制が出ている場合を除く)。
ちなみに平成12年(2000年)10月1日から法改正があったことにより、それまでバイクは80km/h制限だったところが100km/hまで出せるようになっています。

走行方法は基本的には一般道と同じく道路の左側に寄る形で流れに沿って進むということになるのですが、逆に端に寄りすぎてしまうと自動車からの追い越しをかけられてしまうこともあります。

高速道路の場合、追い越しをするときには必ず隣の追い越し車線に車線変更をしてから再び元の車線に戻るという決まりがあるのですが、小さなバイクで左側に寄っていると車線変更をせずに同一車線をはみ出しながら追い越しをしてくる危険なドライバーがいます。

普通乗用車ならまだしもこれがトラックのような大型自動車になるとバイクは追い越しをされるときの死角となってしまうため非常に危険です。

ですので高速道路を走行する時には自動車に遠慮して左側に寄るよりはむしろ堂々と車線の真ん中を走行した方がよいということになります。

真ん中を走行していてもそれで違反となるわけではありませんので、後ろの自動車から煽りを受けても左側に寄って譲るということはしないでください。

何かあった場合の対処法

高速道路では事故や故障があったときのために定期的にパトロールの自動車が走行しています。
しかしいざというときに近くにいるとは限りませんので、早めに自力で対処をする必要があります。

高速道路で自走できないような状態になった時にはすみやかに路側帯に移動して安全を確保するとともに周囲に停車していることを知らせる必要があります。

ハザードやウインカーを出しつつ、加入している任意保険のロードサービスに連絡を入れるようにしましょう。