1. 新しいカテゴリー「トライクとは?」

新しいカテゴリー「トライクとは?」

トライクの特徴は?

トライクとは二輪免許が不要で、普通自動車免許のマニュアル免許があれば乗ることができる新しいカテゴリーの乗り物です。
三輪のモーターサイクルであるトライクは、日本ではバイクの免許がなくても乗ることができます。
アメリカでは以前から人気があるトライクですが、日本では、2014年頃から正式に導入されるようになりました。

導入当時は、トライク版のウルトラのFLHTCUTGトライグライドウルトラのみのラインナップでしたが、その後新型モデルとしてビッグツインエンジンやミルウォーキーエイト107を搭載した、チョッパースタイルのFLRTフリーウィラーが新たにラインナップに加わりました。

トライグライドウルトラに関しては、ハーレーの中でも最重量である560kg、フリーウィラーでも507kgあり、取り回しが難しいそうなイメージがありますが、トライクはエンジンとは別に電気で駆動する電動リバースシステムを備えており、さらに三輪のため転倒する心配がない分二輪のバイクより取り回しがしやすいといえます。

トライクの魅力は何か?

重量があるハーレーに興味がある方でも、その重量から体力的に乗りこなすのが難しいと想像していたユーザーにとって、ハーレーのトライクは新たな選択肢となり人気が出てきています。
また二輪免許がなくても普通自動車免許のマニュアル免許があれば運転出来るので、ハーレーなど大型二輪に憧れを抱く人より指示を集めています。

また、日本ではトライクを運転する際に、ヘルメットの着用は義務付けられていません。
しかし安全を考えればヘルメットの着用をお勧めします。

さらに二輪バイクと比較すると、停車している時や低速で走行している時でも自立するためサイドスタンドや運転手の足で車体を支える必要がありません。

また二輪バイクを運転することが困難な身体障害者でも手軽に乗れる乗り物であること。
二輪のバイクでは積み込みができない大きな荷物でも安定して積み込むことができることや、四輪の自動車よりも小回りが利くことも魅力の一つといえるでしょう。

トライクの乗り心地はどう?

トライクの乗り心地ですが、ハンドリングに特徴があると言えます。
というのも、トライクの構造上、バイクがするように車体を傾けたコーナリングができないためです。

そこで、ハンドルを操作して体重移動によりコーナリングをするのですが、バイクのようにハンドルを切るというような感覚ではなく、ハンドルを押し込むというような感覚になります。
これまでの二輪のバイクや四輪の自動車とは全く違った乗り心地であり、後輪の2つのタイヤより押し出されるような加速感も魅力の一つになります。