1. ツーリングに最適!ハーレーバイク「ツーリング」とは

ツーリングに最適!ハーレーバイク「ツーリング」とは

ツーリング

長距離もへっちゃらな大胆なツーリングバイク

大型バイクの醍醐味と言えばなんと言っても長距離ツーリングです。
自動車でのドライブもそれはそれで楽しいですが、一人で乗車して好きな道をずっと走り続けるというバイクツーリングには独特の魅力があります。

しかしバイクは自動車よりも振動を直接体に受けやすく、ちょっとの性能の違いが運転中の疲労感につながってきます。
そこで長時間のツーリングをするときには、専用の機能を持ったバイクを選ぶことが好ましくなります。

長距離ツーリングを前提にして作られたバイクのことを「ツアラー」と呼ぶことがありますが、ハーレーのツーリングシリーズはまさにそんなツアラーバイクの集大成といってもよいモデルです。

現在ハーレーのツーリングバイクとして販売されている車種は大きく三種類あり、「ロードキング(FLHR)」「ストリートグライド(FLHX)」「ウルトラクラシック・エレクトラグライド(FLHTCU)」として分類できます。

非常に特徴的なのがバイク本体にオーディオ機能がついており、出荷時から高い積載性があるということです。
バイクの出荷台数が低迷している現在においてツーリングバイクはハーレー・ダビッドソンが最も注力をしていると言ってもよく、60~70年台を彷彿させるレトロなデザインを活かしつつも高性能なバイクが多く販売されています。

好みによってカスタムをすることでより愛着がわきます

現在販売されているハーレーのツーリングタイプは、全体的にどこか懐かしい印象のバイクとなっています。
しかしその一方で主な購買層となっているのは意外にも若いライダーで、それまではアラフォー以下の世代からはめったに購入されなかったハーレーという印象がなくなってきています。

ツーリングバイクは一見取扱がしづらいモデルのようでもありますが、ここ数年の間に新車として出荷されたモデルなどは大きな車体の割には非常に操作性が高いものも多く、普段乗りとしても十分使用していくことができます。

普段乗りに嬉しいのが後部座席についている大型のケース収納で、フルフェイスのヘルメットが楽々2つ入るサイズとかなり使い勝手がよくなっています。

女性ユーザーからの支持もじわじわ増えてきており、乗りやすいようにとシート高を低くしたりするカスタムがよく加えられています。

忠実なレプリカモデルや過去に製造された中古ツアラーの場合には、当時つけられていたオーディオがあるモデルが見られます。

最もこのオーディオはカセットテープを使用するものなので実際にはほとんど使用することはないのですが、そんなレトロな雰囲気もまたカセットテープをリアルタイムで知らない若い世代からファッション感覚で受ける理由の一つのようです。